加齢とともに悩みのタネとなる「シミ」は、セルフケアでは限界があります。
長い時間をかけるぐらいなら「一発でシミ取りしたい」と、美容医療を検討される方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、東京だけでも無数のクリニックが存在するので迷いますよね。
そこで本記事では、東京のおすすめクリニックから重視してほしいクリニックの選び方について解説します。
【東京】シミ取り放題プランがあるクリニック
東京でシミ取り放題ができる料金は、5〜8万円が相場です。
シミ取り放題ができるクリニックの各料金を、下記にまとめました。
ルラ美容クリニック | 湘南美容クリニック | ゼティスビューティークリニック | エトワールレジーナクリニック | 銀座よしえクリニック | レイズクリニック | 有楽町美容外科クリニック | LOUIS CLINIC | |
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取り放題の料金(税込) | 通常:110,000円 モニター:55,000円 | 63,000円 | 初回:95,590円 モニター:83,490円 | 60,500円 1年プラン:151,800円 | 55,000円 | 初回:48,000円 通常:60,000円 | 23,540円 | 88,000円 |
カウンセリング | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,300円 ※ | 無料 | 無料 | 3,300円 |
麻酔代 | ー | 3,300円 | ー | ー | 2,200円 | 2,000円 | ー | 3,300円 |
都内の医院数 | 8院 | 18院 | 2院(銀座・池袋) | 2院(表参道・新宿) | 6院 | 1院(渋谷) | 1院(有楽町) | 1院(二子玉川) |
※当日に施術料金の支払いがある場合は、初診料は無料
クリニックによっては、処置に使う麻酔やアフターケア用の軟膏が別途かかる場合もあるため、事前になにが必要なのか確認しておくと安心です。
東京でシミ取りができるクリニック5選

取り放題プランに加えて、部分的なシミ取りにも対応しているおすすめクリニックをご紹介します。
立地や治療プランも細かく調査していますので、クリニック選びにお役立てください。
TCB東京中央美容外科

料金 | シミ・肝斑セット | 5,500円(税込) |
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シミ、肝斑セット パーフェクト | 11,000円(税込) | |
シミ治療ハイドロキノン療法 美肌スタートセット | 28,000円(税込) | |
イオン導入 | 1回/8,150円(税込) | |
サリチル酸ピーリング | 1回/9,170円(税込) |
TCB東京中央美容外科では肌に優しいピコレーザーを使用したシミ取り治療に力を入れています。
痛みやダウンタウンもほとんどないため、敏感肌の人にもおすすめです。
【TCB東京中央美容外科の特徴】
- 肌への負担が少ないピコレーザーを採用
- シミ取りレーザーの種類が豊富
- 完全個室で対応

TCB東京中央美容外科のシミ取り治療では、肌への負担を最小限に抑えたピコレーザーを採用しています。
従来のレーザー機器に比べて照射時間が短く、照射時の肌ダメージも少ないため、色素沈着など肌トラブルが起こりにくいのが特徴です。
【TCB東京中央美容外科の口コミ】
受付スタッフ、カウンセラー、サポーター、店網ドクター皆さんが患者の立場になって親身に優しく声掛けをして下さり安心しました。
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初めてのことで不安や疑問がたくさんありましたが、サポーターの日比野さんは施術前、施術中も全て聞き出してくださり満足しています。痛みがないかも最後まで気にして下さったり、アフターケアに関しても細やかに説明して下さった。
もちろん個人差はあると思いますが、安心して施術を受けることができるでしょう。
さらに口コミをみる
かなり久しぶりに伺いましたが、受付の方も担当の方も変わらず親切で、すごく居心地が良かったです。
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カウンセリングは非常に親身にして頂き、正直無理のあると自分で感じる予算内に収めるよう、交渉など丁寧な対応をして頂きました。
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無理な勧誘もなく、安心してカウンセリングを受けることが出来ました。
手術も違和感はありましたが痛みなく終わり、安心しました。
こちらの気になる箇所について、どうしたら良いか話をするところまでは良かったですが、見積もりを出してからぐいぐい営業されて怖かったです。
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カウンセリングも優しく親身にお話を聞いてくださいました。
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施術中の麻酔の時リラックスできるようにトントンしてくれていたのがとても良かったです。またなにかあれば来たいと思いました!ありがとうございました。
TCB東京中央美容外科の詳細 | |
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麻酔代 | 施術料金に含まれる |
キャンセル代 | 無料 |
通院頻度 | 最短3ヶ月に1回 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード デビットカード 医療ローン |
営業時間 | 10:00~19:00 (店舗によって異なる) |
店舗数 | 全国105院(詳細) |
予約方法 | Web 電話(0120−86−7000) |
品川スキンクリニック

出典:品川スキンクリニック公式
料金 | 鼻と鼻下/ホホ下 | 各1回/11,990円(税込) |
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ホホ骨上~目の下まで/額 | 各1回/15,990円(税込) |
品川スキンクリニックは、年間50万人が来院する実績豊富な大手美容クリニックの品川美容外科のグループのクリニックです。
30年以上の実績があり、シミ取りの症例数も豊富で、「医療機関アワード2017」では、美容外科最優秀賞を受賞するほどの信頼と実績を誇ります。
【品川スキンクリニックの特徴】
- 全国展開で患者数と症例数が多い
- ダウンタイムが短い
- 品川美容外科の会員登録で20%OFF
シミや肝斑などで総合的にお悩みの方のための「脱!シミ宣言」という品川美容外科オリジナルのプランが用意されています。
これは、医師が症状に合わせて使用するレーザー機器を組み合わせて効果的に治療を行っており、お肌のお悩みに強い品川美容外科ならではのプランです。
品川スキンクリニックの詳細 | |
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麻酔代 | 表面麻酔:2,640円 笑気麻酔:2,640円~ |
キャンセル代 | 無料 |
通院頻度 | 最短2週間〜1ヶ月に1回 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード デビットカード 医療ローン |
営業時間 | 10:00~19:00 (店舗によって異なる) |
店舗数 | 全国39院(詳細) |
予約方法 | Web 電話 |
湘南美容クリニック

出典:湘南美容クリニック公式
料金 | シミ取りレーザー10 顔 1回 | 26,000円(税込) |
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シミ取りレーザー10 ボディ 1回 | 39,800円(税込) | |
ピコスポット シミ取り放題 全顔 1回 | 63,000円(税込) | |
ピコスポット シミ取り放題 手の甲 1回 | 67,000円(税込) | |
ピコスポット シミ取り放題 肘上、肘下(手の甲含む)、背中上部、背中下部 いずれか | 198,000円(税込) | |
スポット照射 | 2,680円~ | |
レーザートーニング | 8,750円~ |
湘南美容クリニックで行われるシミ取り治療は、取り放題のコースやスポット照射、レーザートーニングなどバリエーション豊かにコースが用意されています。
また、スポット照射の場合は1個2,680円~、レーザートーニングは8,750円~という料金設定も湘南美容クリニックのシミ取りが人気のポイントです。
【湘南美容クリニック】
- シミ取り放題プランがある
- 様々な機器を導入している
- 値段が安くて始めやすい

湘南美容クリニックでは、Qスイッチヤグレーザー(スペクトラ・ヘリオス)や、ピコレーザー、Qスイッチルビーレーザーなどのレーザーを搭載した機器、光エネルギーを用いたフォトRFなど、様々な種類のシミ取り機器を導入しています。
照射方法やコースの種類も多数あり、肝斑やそばかす、薄いシミ、濃いシミ、広範囲のシミなど自分にあったシミ取り治療を受けることができます。
湘南美容クリニックの詳細 | |
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麻酔代 | 3,300円(税込) |
キャンセル代 | 予約日の2日前の23時まで:無料 それ以降:3,300円(税込) |
通院頻度 | 最短1ヶ月に1回 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード デビットカード 医療ローン |
営業時間 | 10:00~19:00 (店舗によって異なる) |
店舗数 | 日本・海外148院(詳細) |
予約方法 | Web 電話 |
東京美容外科

出典:東京美容外科
【東京美容外科の特徴】
- 10年以上の経験を経た医師が担当
- 納得いくまで何度もカウンセリング
- プラン料金の明確化
- アフターケアは一生涯対応
東京美容外科は、ほかのクリニックに比べて少し料金が高めに設定されていますが、それは実績のある技術があってこそです。
美容外科としての経験を10年以上積んだ医師や、認定を受けた医師が担当しています。
そして、万が一納得のいく仕上がりにならなかったとしても、充実した保証制度があるので安心です。
東京美容外科の料金プラン
料金 | ピコトーニング1回 | 49,500円 |
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ピコトーニング6回 | 237,600円 | |
ピコトーニング12回 | 415,800円 |
東京美容外科の口コミ
前回違う内容で施術を受けたときに、ついでにカウンセリングで肌の悩みも伝えていたところ、水光注射がいいと聞いていたので一度試しに受けました。
麻酔をお願いしたので、痛みはありません。施術時間は麻酔が効くまでの時間を合わせても1時間はかかりませんでした。
施術後、頬に赤みが出ましたが、当日には引きました。ダウンタイムもほとんどなかったので、また受けにいこうと思います。
出典:みん評
ガーデンクリニック

出典:ガーデンクリニック
【ガーデンクリニックの特徴】
- 丁寧で十分なカウンセリング
- 豊富なメニュー
- こだわりの施術方法
- 充実したアフターケア
カウンセリングに力を入れ、納得のいくまで話し合いをすることで、その人に合った施術方法を提供しています。高い技術力を持った医師たちが、5年、10年とサポートするアフターケア体制を取っています。
料金 | ヤグレーザー1回 | 33,000円 |
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ピコレーザートーニング全顔1回 | 41,800円 | |
ピコレーザートーニング全顔6回 | 224,400円 |
ガーデンクリニックの口コミ
初めて伺い、IPLを受けました。シミ、肝斑があるのでこの方法で…2種のレーザーを使い分け、より悩みにアプローチしてくれ大満足。そしてゼオスキンのトレチノインも0.4まであり、大充実!!早速0.2を購入。今夜から使います!
出典:Google
ガーデンクリニックの詳細 | |
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麻酔代 | 表面麻酔無料 |
キャンセル代 | 無料 |
通院頻度 | 4~6週に1回程度 |
支払い方法 | 現金 クレジットカード デビットカード 医療ローン |
営業時間 | 10:00~19:00 |
店舗数 | 8院(詳細) |
予約方法 | Web 電話(0120-813-929058) LINE |
シミの種類|自分のシミタイプによって治療は違う!
「シミ」と一言でいっても、年齢や環境によっても発症する原因は違うため、どのシミタイプに該当するのか見きわめることが大切です。
最終的には医師の判断になりますが、あらかじめ目星をつけておくと、適した治療法を行うクリニックを絞れますよ。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.そばかす

出典:シロノクリニック
幼少期から10代にできやすく、粒状の茶色い斑点が出現するのがそばかすの特徴です。
遺伝的要因や、強い紫外線によってメラニンが増加したことが原因とされています。
そばかすのメラニンに反応しやすい点や、1回の施術で高い効果が期待できる「レーザー(スポット)治療」がおすすめです。
- レーザー治療
- レーザートーニング
2.肝斑(かんぱん)

30〜40歳代に発症することが多く、ほほ〜ひたいあたりに左右対称で出現しやすいのが「肝斑」です。
妊娠・出産などによる女性ホルモンの乱れ、強い摩擦による刺激が原因とされています。
なお、肝斑に強いレーザー治療は逆効果となるため、誤った選択にならないよう注意が必要です。
とはいえ、シミの形が円形ではなく境界線がわかりにくいため、自己診断が難しいものも。
自信のない方は専門医師に相談しましょう。
- レーザートーニング
- 内服治療
3.老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

出典:YUKI皮ふ科形成外科
「老人性色素斑」は、こめかみやほほなど日光が当たりやすい箇所にできやすいシミです。
30〜50代と年を重ねるごとにできやすく、加齢や紫外線の影響が原因と考えられています。
サイズも1cm以上の大きいシミまでさまざまで、境界線ははっきりとしています。
- レーザー治療(QスイッチYAG・Qスイッチルビー)
4.炎症後色素沈着(ニキビ痕)

出典:聖心美容クリニック
「炎症後色素沈着」は、完治する前に強い摩擦が加わったり、紫外線を浴びたりすると発症しやすいシミです。
ニキビ跡や、虫刺され跡をイメージするとわかりやすいでしょう。
発症する年齢は関係ないので、生活習慣次第で誰にでも起こりうるシミです。
また、レーザー治療による刺激で一時的に発症することもあるため、治療前よりシミの数が増えたと感じてしまう方も。
時間の経過とともに消えていきますが、悪化しないようセルフケアする必要があります。
- レーザー治療(ピコレーザー)
- 光治療
- 内服薬
- 外用薬
5.後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

出典:新宿フェミークリニック
今回紹介した中で唯一、保険適用できるシミが「後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)」です。
進行するにつれて茶色から青く変色していくのが特徴で、あてはまると「後天性真皮メラノサイトーシス」である可能性が高いのです。
ただ、肝斑との併発も多く、素人では見分けがつきにくいシミでもあります。
光治療やレーザートーニングでは反応しないため、Qスイッチレーザーで治療していくのが一般的です。
- レーザー治療(QスイッチYAG・Qスイッチルビー)
皮膚科と美容皮膚科の違いは?|保険適用されるかが分かれ目
皮膚科 | 美容皮膚科 | |
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治療目的 | 「日常に支障をきたす病気」の治癒 | 「より美しい肌」へと近づける |
対象となるシミ治療 | 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) 外傷性色素沈着 偏平母斑(へんぺいぼはん) 太田母斑(おおたぼはん) 異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん) | そばかす 肝斑 炎症後色素沈着 老人性色素斑 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) |
治療内容の例 | レーザー治療 内服・外用薬 | レーザー治療 光治療 内服・外用薬 美容薬剤やほか施術との併用 |
保険適応の可否 | 保険適用内の治療 | 自由診療(クリニックによっては保険診療も) |
費用 | 安価 | 保険治療より高価 |
一般的な皮膚科では「病気の治療」を目的としているため、保険が適用できる範囲の治療となっており、アプローチ方法は限られています。
対して、美容皮膚科では「より美しい肌へと近づく」ことが目的で、治療プランも多く自由診療です。
さらに肌へ有効な美容薬剤を併用したり、複数の治療を掛け合わせたりと、カスタマイズ性の高さも魅力です。
保険適用されるシミは限定されるため、まずは美容皮膚科か、保険診療にも対応するクリニックの受診をおすすめします。
【後悔しないために】シミ取りできるクリニックの賢い選び方

シミ取りで重視しておきたいポイントは、次の3つです。
一つずつ見ていきましょう。
1.シミの種類に適したレーザーやプランを扱っているか
治療法やレーザー機器はクリニックで異なるため、豊富なプランから選べるクリニックかチェックしましょう。
「治療方法(使用機器)が多い」ということは、さまざまなシミタイプに対応できるとも言い換えられるからです。
- レーザー治療
- 光治療
- 内服薬
- 外用薬
ここでは、美容クリニックでの代表的な「レーザー治療」と「光治療」を紹介します。
治療方法 | 1.レーザー治療 | 2.光(IPL)治療 | |
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治療名 | スポットレーザー | レーザートーニング | フォトフェイシャル |
レーザーの種類 | QスイッチYAGレーザー Qスイッチルビーレーザー ピコレーザー | ー | |
施術回数 | 1~2回 | 5~8回 | 3~5回 |
ダウンタイム | 長い | ほとんどなし | ほとんどなし |
得意なシミタイプ | そばかすや老人性色素斑などの濃いシミ | うすいシミや肝斑 | 広範囲に広がっているシミ |
メリット | 一度で高い効果が期待できる | 炎症後色素沈着が起こりにくい | シミだけでなく、赤みのケアも可能 |
デメリット | 数日間テープを貼る必要がある 紫外線対策が必須 | 回数を重ねる必要がある 治療期間が長い | 即効性は弱い 回数を重ねる必要がある |
前提として、シミタイプによって適応できる治療は異なるため、医師の診療は必須です。
ただ、あえて一言でまとめると「少ない施術回数で高い効果を望む方」は、レーザー治療向きです。
「テープの保護やダウンタイムが長引くことに支障がある方」は、光治療が適している可能性があります。
理由を含めて、特徴を見ていきましょう。
レーザー治療

単一波長でシミをピンポイントで狙う「スポットレーザー」は、「シミ取り」と聞いて真っ先にイメージする治療ではないでしょうか。
またスポットレーザーには不向きな肝斑も、微弱なレーザーでアプローチする「レーザートーニング」であれば施術できます。
デメリットは、「Qスイッチレーザー」は色素沈着ややけどの恐れがあり、施術後からかさぶたやレーザー跡が目立ちやすい点です。
ただ、近年の主流である「ピコレーザー(ピコショット)」は上記の懸念点が軽減されており、ダウンタイムもマイルドになっています。
光(IPL)治療

別名「フォトフェイシャル」とも呼ぶのが光治療です。レーザー治療とは違い、複数の波長を含んだ「IPL」という強い光を使います。
カメラのフラッシュのように全体に当てて広範囲に照射できるので、シミだけでなく肌のキメがととのう効果も。
痛みやダウンタイムもほとんどなく、費用もリーズナブルな点がメリットです。
ただ波長の深度は浅く、1回では劇的な効果は得られません。
シミにもよりますが、効果を実感するまで3〜6回ほどかかるため、その点を許容できるか留意してください。
2.アフターケアまで充実しているか
施術後の経過には、赤みやかさぶたなどの症状が起こりやすく「本当にシミはなくなる?」と不安がつきもの。
すべてのクリニックがアフターケアに対応しているわけではありませんので、治療後にどこまで対応してくれるのかチェックしておきましょう。
- 術後の軟膏クリーム、保護テープが無料
- 24時間相談できるサポート体制
特に、スポットレーザーは1〜2回で完了するため、クリニックに相談しやすいツールや環境が整っているのかは見ておきたいポイントです。
3.料金プランは明瞭でわかりやすいか
公式サイトでシミ取りの料金プランだけ見ていると、「思わぬ追加費用が発生した」というケースも少なくありません。
シミ取り治療でオプションとなりやすいのは、下記の項目です。
- カウンセリング料
- キャンセル料
- 麻酔クリーム
- 保護テープ
- 軟膏クリーム
項目名を見ただけで想像できるものばかりかと思います。
カウンセリングの丁寧さも含めて、シンプルでわかりやすい料金プランとなっているのか確認してください。
【シミ取り放題の場合】プランの条件に該当するか注意する
「シミ取り放題」だからこそ、条件面に同意できるのかチェックしておきましょう。
クリニックによっては、レーザーの特性からシミのサイズや平らなものに限定されていたり、機種の指定はできなかったりします。
そのほか、麻酔代や保護テープ代などの追加費用がかからないかなども確認しておくと安心です。
多くは公式サイトでわかりますが、見落としていたばかりに思わぬ費用が発生することもあるので注意してください。
東京のシミ取りに関するよくある質問

最後に、シミ取りに関するよくある質問をまとめました。
シミ取り治療に後悔しないよう、気になる疑問があれば参考にしてみてください。
Q.シミ取りレーザーは一回で消えますか?
A.スポットレーザーが適用できるシミであれば、1回で満足いくレベルまでシミ取りすることが可能です。
治療内容によって、かかる回数や期間は異なります。
- スポットレーザー(レーザー):1~2回
- レーザートーニング(レーザー):5~8回
- フォトフェイシャル(光):3~5回
1回でシミを取りたい方はスポットレーザーが外せない選択肢となるので、レーザーで取れるシミタイプなのか医師に見てもらいましょう。
Q.シミ取りは皮膚科で受けると保険適用できますか?
A.「どこで」施術するかではなく、「保険適用となるシミ」に該当するかが判断基準となります。
そのため、すべてのシミが保険適用されるわけではありません。
具体的に対象となるシミの種類は下記です。
- 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
- 外傷性色素沈着
- 偏平母斑(へんぺいぼはん)
- 太田母斑(おおたぼはん)
- 異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)
いわゆる一般的なシミでイメージする「老人性色素斑」や「そばかす」は対象外となり、自由診療となります。
そのほか詳しい理由は「皮膚科と美容皮膚科の違いは?」でも解説していますので、参考にしてみてください。
Q.シミ取りしたあとにダウンタイムはありますか?
A.赤みや痛み、かさぶた、一時的にシミが濃くなるなどの症状があり、7~10日ほど続くとされています。
治療法や機器によっても症状は異なりますが、「レーザートーニング」や「フォトフェイシャル」では強いダウンタイムはほとんどありません。
ただ、1回のパワーが強いスポットレーザーをした場合だと、照射した箇所はかさぶたとなり、7~10日ほどテープで保護する期間が続きます。
シミの数が多いほど保護テープも増え、メイクでカバーする労力もあるため、施術内容は医師とじっくり相談してください。
Q.シミ取り後にはどのような点に気をつけたら良いですか?
A.もっとも大切なのは、摩擦による刺激から守ったり、常に紫外線対策を徹底したりすることです。
レーザー治療後から数日間は、かさぶたが出来てしまうのでむやみに剥がさず自然に取れるのを待ちましょう。
そのほか、日常で気をつけたい点は下記が挙げられます。
- 肌に触れるものに気をつける(洗顔時のタオルや、メイク、まくらなど)
- 乾燥予防(軟膏やワセリンを付ける、テーピングなど)
- 室内や屋外にかかわらず日焼け止めをぬる
- 紫外線が強い時期(4~9月)の治療は避ける
普段の日焼け対策はもちろんのこと、施術時期を11〜2月ごろにするなど、紫外線の少ない季節を選ぶのも一つの手です。
特に、摩擦や紫外線対策は、「炎症後色素沈着」と新たなシミの発生を予防するため注意してください。
東京でシミ取りして理想の肌に近づこう
本記事では、シミ取りができる東京のクリニックを紹介しました。
医院によって治療法やこだわりも違うので、予算内で納得できるクリニックを絞ることが大切です。
アクセス面も考慮しつつ、シミ取りによるメンテナンスを行って理想の肌に近づけてみてはいかがでしょうか。